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2009 秋季リーグ戦
日  程
時  間
試合会場
対戦相手
結  果
9月6日(日)
15:00
長居球技場
(大阪市東住吉区)
ベアーズ
9月21日(月・祝)
13:00
港サッカー場
(名古屋市港区)
富士ゼロックス
10月17日(土)
14:00
王子スタジアム
(神戸市灘区)
ホークアイ
10月31日(土)
14:00
王子スタジアム
(神戸市灘区)
イワタニ
11月14日(土)
17:20
長居球技場
(大阪市東住吉区)
阪急
12月5日(土)
11:00
長居球技場
(大阪市東住吉区)
アサヒプリテック
2009 X2リーグWEST 星取表

阪急 サイクロンズ ホークアイ 富士ゼロックス イワタニ ベアーズ 勝敗 勝ち点 得失点差 順位
阪急
● 6-10 ● 17-20 ● 7-20 ○ 14-12 ○ 35-0 2-3-0 4 2 3位
サイクロンズ ○ 10-6
○ 28-2 ○ 23-3 ○ 24-0 ○ 10-2 5-0-0 10 72 1位
ホークアイ ○ 20-17 ● 2-28
● 6-14 ● 0-16 ● 0-16 1-4-0 2 -63 6位
富士ゼロックス ○ 20-7 ● 3-23 ○ 14-6
○ 7-0 ○ 13-6 4-1-0 8 15 2位
イワタニ ● 12-14 ● 0-24 ○ 16-0 ● 0-7
● 3-7 1-4-0 2 -21 5位
ベアーズ ● 0-35 ● 2-10 ○ 16-0 ● 6-13 ○ 7-3
2-3-0 4 -30 4位
2009春 グリーンボウルトーナメント・その他ゲーム *トーナメント表はこちら
日  程
時  間
試合会場
対戦相手
結  果
5月2日(土)
13:40
王子スタジアム
(神戸市灘区)
内外電機
5月23日(土)
11:00
王子スタジアム
(神戸市灘区)
アズワン
6月28日(日)
12:00
四日市ドーム
(四日市市)
名古屋大学
7月5日(日)
14:00
京都工芸繊維大学
松ヶ崎キャンパスグランド
(京都市左京区)
京都工芸繊維大学
戻る

2009年5月2日(土) 王子スタジアム 13:40
チーム名
1Q
2Q
3Q
4Q
合計
アドバ名古屋サイクロンズ
内外電機マーヴィーズ
14
21
●得点経過
チーム名
TIME
PLAY
PLAYER
YARD
TFP
PLAYER
G/NG
内外電機
2
5:50
PASS
#10→#7
73
K
#14
G
内外電機
2
9:05
RUSH
#11
59
K
#14
G
内外電機
3
2:55
PASS
#11→#88
39
K
#14
G
●スタッツ

アドバ名古屋
内外電機
ファーストダウン(ラン−パス−反則)
7(3-3-1)
10(8-2-0)
パス獲得yds(試投−成功−インタセプト)
52yds(27-10-3)
112yds(9-2-0)
ラン(回数−獲得yds)
27-85yds
36-179yds
攻撃(回数−獲得yds)
54-137yds
45-291yds
反則(回数−喪失yds)
5-35yds
6-45yds
ファンブル(回数−喪失)
0-0
1-0
フィールドゴール(回数−成功)
0-0
1-0
TIME OF POSSESSION
25:19
22:51
●コメント
小林オフェンスコーディネーター
近藤ディフェンスコーディネーター
 
今期初戦、しかも相手はX上位チームということで胸を借りると言うことでなく勝利にこだわって初戦に向かいました。
序盤、ボールコントロールが出来ず、ディフェンスにも負担をかけ、歯車の合わない展開になってしまいました。
時折良いプレイはあったものの、安定感・決定力の欠く内容で結果完封負けと言う非常に遺憾な結果となってしまいました。
しかし今期初戦からX上位チームと対戦できたことは必ず次に繋がるはずです。
今期を戦うにあたり、良いメンバーが揃ってくれたと自負しています。
今期こそX昇格を果たせるよう精一杯努力致します。
今後も変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。

 
Xリーグの強豪相手に苦戦が予想されましたが、全体的にみるとドライブされながらも要所を止めることはできていただけに非常に残念な結果となりました。
取られたTDはいずれも一発TDによるもの、一瞬の気の緩みを格上の相手に付け入られてしまった。

昨シーズンを終えて久々に多くの引退者を出し、まだまだ、チームは発展段階、秋のリーグ戦に向けて課題を一つずつクリアーしていきたいと考えます。

谷川監督
 
敗戦は今のチーム力ではやむを得ないが、やられてはいけないことを徹底できていないという課題がわかったので、秋への目処という意味では収穫が多かったと思う。
やられてはいけないが、春はやられることも大事、敗戦は多くのことを教えてくれる。

ゲーム解説はXリーグホームページから!
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2009年5月23日(土) 王子スタジアム 11:00
チーム名
1Q
2Q
3Q
4Q
合計
アドバ名古屋サイクロンズ
14
17
アズワンブラックイーグルス
●得点経過
チーム名
TIME
PLAY
PLAYER
YARD
TFP
PLAYER
G/NG
アズワン
1
5:50
PUNT RETURN
#83
68
K
#1
NG
アドバ名古屋
1
8:23
FIELD GOAL
#18 棚橋
32



アドバ名古屋
4
2:24
RUSH
#19 木川田
98
K
#18 棚橋
G
アドバ名古屋
4
8:58
PASS
#19 木川田→#89 新城
16
K
#18 棚橋
G
●スタッツ

アドバ名古屋
アズワン
ファーストダウン(ラン−パス−反則)
8(4-3-1)
10(5-5-0)
パス獲得yds(試投−成功−インタセプト)
62yds(23-9-1)
118yds(21-11-1)
ラン(回数−獲得yds)
26-127yds
30-73yds
攻撃(回数−獲得yds)
49-189yds
51-191yds
反則(回数−喪失yds)
4-5yds
4-25yds
ファンブル(回数−喪失)
0-0
3-2
フィールドゴール(回数−成功)
2-1
0-0
TIME OF POSSESSION
25:35
22:25
●コメント
小林オフェンスコーディネーター
近藤ディフェンスコーディネーター
 
新型インフルエンザの影響により帯同メンバーが限られた中での試合となりましたが、従来どおりのゲームプランでとにかく今の実力を測るために真っ向勝負を試みました。
前半はスカウトに基づいたプレイチョイスで中々計算通りに行かず我慢の展開でしたが、ディフェンスの頑張りにより得た良いフィールドポジションを確実に得点に結びつけることが出来、結果勝利を得ることが出来ました。
実力豊富なスキルポジションと、我慢強くグランドアタックを続けたブロッカー陣、そして怪我により残念ながら裏方に回ったメンバー、全ての力の結晶による勝利だと思います。
逆境の中、得た経験を確実に糧と出来るよう更なる精進を致します。
ご声援よろしくお願いいたします。

 
新型インフルの影響から出席できないメンバーが多く、試合前はどうなることかと心配していましたが、フタを開けてみれば、安定したディフェンスでした。
特にポジションによっては人数の不足から不慣れなポジションをこなさざるを得ない選手もいましたが、それなりにこなし、今後の良い材料となりました。
怪我をしながらも、痛みをこらえフィールドで頑張り抜いた選手達には感謝の気持ちで一杯です。

谷川監督
 
勝利し素直に喜びたいゲームであった。
キッキングに課題を残したが、分析すればレーンは守っているが最初から最後まで走れていないという結論になると思う。
秒きざみのタイミングを重視した練習にしていかなくてはならない。

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2009年6月28日(日) 四日市ドーム 12:00
チーム名
1Q
2Q
3Q
4Q
合計
アドバ名古屋サイクロンズ
13
34
名古屋大学グランパス
13
20
●得点経過
チーム名
TIME
PLAY
PLAYER
YARD
TFP
PLAYER
G/NG
アドバ名古屋
1

RUSH
#87 朝内
12
K
#18 棚橋
G
名古屋大
2

FUMBLE RECOVER
#51
15
K
#19
G
アドバ名古屋
2

KICKOFF RETURN
#89 新城
92
K
#18 棚橋
G
名古屋大
2

PASS
#9 →#22
75
K
#19
NG
名古屋大
3

PASS
#9 →#22
32
K
#19
G
アドバ名古屋
3

RUSH
#17 岡野
2
K
#18 棚橋
G
アドバ名古屋
4

RUSH
#7 加藤
85
K
#18 棚橋
G
アドバ名古屋
4

RUSH
#33 森川
25
K
#18 棚橋
NG
●コメント
小林オフェンスコーディネーター
近藤ディフェンスコーディネーター
 
今回は東海学生リーグ所属のチームとの試合ということで、我々のフットボールの魅力を観客にも学生にも感じてもらえればと意気込んで試合に臨みました。
残念ながら十二分に伝えることは出来ませんでしたが、我々が今期目指すべき道に何が足りないかを痛感させられ、非常に価値ある糧となるものが多い試合となりました。
反復練習の大切さ、ファンダメンタル、競争心、選手層、そして何よりも今期の目標を達成すべく覚悟が出来ているのか今一度皆で突き詰めたいと思います。
そしてこの試合で得た経験を必ずやプラスにしていきます。

今後も変わらぬご支援のほどお願い申し上げます。

 
春の最終ゲームとなるここ2週間で、この春出来なかったフォーメーション等を用い新規に収穫を得ることを考えていました。
しかしながら、結果は見ての通りの惨敗となり、やはり一番大事なのはゲームに対するモチベーションだということを思い知らされたゲームでした。
このゲームでも1発TDを許してしまい、モチベーションの持続こそが今のチームを立て直す方法であることを再度皆に伝えていきたく考えます。

谷川監督
 
練習試合の意味を充分に伝えきれていなかった。

  ・秋までに試す必要があることを試す
  ・ボンミスからは逃げずに正対する

そのための積極的なミスは許される。
名古屋大学さんは、考えていたよりも強かった。
秋の東海学生リーグの混戦が楽しみです。

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2009年7月5日(日) 京都工芸繊維大学グランド 14:00
チーム名
1Q
2Q
3Q
4Q
合計
アドバ名古屋サイクロンズ
20
32
京都工芸繊維大学クーガーズ
●得点経過
チーム名
TIME
PLAY
PLAYER
YARD
TFP
PLAYER
G/NG
アドバ名古屋
2
2:43
FIELD GOAL
#18 棚橋




アドバ名古屋
3
0:17
KICKOFF RETURN
#89 新城

K
#18 棚橋
G
アドバ名古屋
3
8:50
PASS
#19 木川田→#23 鈴木

K
#18 棚橋
G
アドバ名古屋
3
11:03
RUSH
#19 木川田

K
#83 馬淵
NG
アドバ名古屋
4
7:37
PASS
#14 渡辺→#23 鈴木

K
#83 馬淵
NG
アドバ名古屋
4
12:00
FIELD GOAL
#18 棚橋




●コメント
小林オフェンスコーディネーター
近藤ディフェンスコーディネーター
 
春の最終戦ということで集大成の試合となりました。
ここまで戦術面、体力面でどこまで自分たちらしさを追求できるか、そして秋季に向けて新戦力の力試しの場にもなりました。
前半は相手がどうであれ我々のやりたいことを試し、後半は今の実力を測る展開となりました。
中々思うような展開にはなりませんでしたが、ベンチワークを含め今後の課題を見つけることが出来ました。
この経験を秋に生かせるよう今後も努力いたします。

 
文字通り春の最終戦となりましたが、やはり前半はムードに乗り切れない場面が見受けられました。
3本インターセプトでターンオーバーを奪えた事がこのゲームの収穫となりましたが、DLのラッシュも良く出来ていた結果だと思います。
依然として今のままでは、秋季リーグ戦を勝ち抜く 実力はなく、今後の練習と準備にかかってくる事を選手全員が自覚して望んでほしいと思います。

谷川監督
 
課題を少し解消することができた試合であった。
アジャストしてきっちりとしたゲームをできたと思う。
いろいろなミスが出たが、いい方向にいってくれるはず、後は精度を徹底的に上げればいい。
次のゲームは秋の初戦であり、ミスはシーズンを決めかねない。
心して練習に励んでいきたい。

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2009年9月6日(日) 長居球技場 15:00
チーム名
1Q
2Q
3Q
4Q
合計
名古屋サイクロンズ
10
クラブベアーズ
●得点経過
チーム名
TIME
PLAY
PLAYER
YARD
TFP
PLAYER
G/NG
サイクロンズ
1
10:25
RUSH
#33 森川
24
K
#12 毛利
G
ベアーズ
2
1:14
SAFTY

-5



サイクロンズ
3
4:42
FIELD GOAL
#12 毛利
21



●スタッツ

サイクロンズ
ベアーズ
ファーストダウン(ラン−パス−反則)
7(4-2-1)
9(6-3-0)
パス獲得yds(試投−成功−インタセプト)
39yds(6-3-0)
57yds(14-8-1)
ラン(回数−獲得yds)
24-105yds
41-99yds
攻撃(回数−獲得yds)
30-144yds
55-156yds
反則(回数−喪失yds)
5-35yds
3-15yds
ファンブル(回数−喪失)
0-0
0-0
フィールドゴール(回数−成功)
2-1
2-0
TIME OF POSSESSION
17:51
30:09
●コメント
小林オフェンスコーディネーター
近藤ディフェンスコーディネーター
 
今季初戦、相手は近年辛くも勝利を得ているベアーズとあって良い緊張感の中、迎えることが出来ました。
オフェンスはこの試合にあたって、春季のスカウトをもとにプランニングし、それを自信持って行えるよう、何度も繰り返し練習してきました。
最初のシリーズは反則もあり、パントに追い込まれましたが、2シリーズ目は最高の結果で締めくくれました。
ですがそこからは初戦の緊張もあってか練習で出来ていた対応が出来ず後手に回り、結果快勝とは程遠い結果になってしまいました。
ですが、勝利を得たことを前向きに捕らえ最強の相手を迎えたいと思います。
がむしゃらに2週間、取り組むしかありません。

次節は地元開催です。
皆様どうかお誘い合わせの上、会場に足を運んでいただきご声援をいただければと思います。
よろしくお願いいたします。

 
ついに2009年のリーグ初戦を迎えましたが、結果は残念ながら納得行くものにはなりませんでした。
ドライブを許しゴール前まで攻め込まれる場面もあり、唯一の評価できたところは最後の粘りを見せてタッチダウン及びフィールドゴールを奪われなかったところです。
次は阪急を破り優勝候補に躍り出た富士ゼロックスとの一戦になります。
相手にとって不足無し、今シーズンのすべてをかけて戦うのみです。

また、次節は地元名古屋でのリーグ戦唯一の開催ということもあり、一人でも多くの地元の皆様のご来場お待ちしております。

谷川監督
 
経験を積んでも怖いのが開幕戦、何が起こるかわからない。
X2ウエストの開幕は、昨年の上位チームが1勝2敗、その1勝がサイクロンズであったことは嬉しいが、それほど均衡したリーグである証拠。

これからの星のつぶし合いは全く読めない。
ていねいに確実に白星を重ねることを考えていきたい。

●ゲームレポート
 
9月に入ってもなお、夏の強い日差しが照りつける中、名古屋サイクロンズの2009秋季リーグ戦が開幕した。

ベアーズのキック、サイクロンズのリターンによりゲーム開始。
自陣40ydsからのオフェンスを率いるのはQB#19木川田、ラン中心に組み立てるも、パントに追い込まれる。
P#83馬淵の好パントにより敵陣深くからスタートしたディフェンスだったが、中央ランプレーやフェイクパスに浮き足立ち、一気に自陣15ydsまで攻め込まれてしまう。しかし、その後のパスを何とか止め、さらに相手フィールドゴールも確実にブロックし、何とか危機を脱したが、相変わらずの立ち上がりの悪さが露呈した。
かわったオフェンスは、QB#19木川田がWR#85鈴木(健)へのパスを通し一気に息を吹き返す。続けざまにパスをヒットさせ敵陣に侵入、最後は敵陣25yds付近からRB#33森川が一気に駆け抜けタッチダウン。
オフェンスが85ydsのロングドライブで、今季初タッチダウンを決めた。(PAT成功、7-0)

サイクロンズのキックでゲーム再開。
ディフェンスは相手オフェンスをしっかり3回で止めたが、第2Qに入ってすぐの相手パントは転々と転がり、自陣7ydsと奥深くに追い込まれてしまった。
かわったオフェンスは、出足の早い相手に攻め込まれレッドゾーンを出ることができず、痛恨のセーフティー。(7-2)
せっかくの勢いに水を差してしまう。

再びサイクロンズのキックでゲームが再開するも、意気消沈したディフェンスは相手のランプレーを止めることができず、さらに苛立ったDLの不用意な反則も重なり、自陣10ydsまで攻め込まれる。しかし、そこから意地を見せ相手オフェンスをシャットアウト、相手フィールドゴールも再びブロックし、さらに転々とするボールを敵陣まで運び、窮地を脱した。
チャンスを得たオフェンスだったが、フレッシュを1回更新したものの得点を奪えず、加点を狙ったK#12毛利のフィールドゴールは惜しくもバーの横を通り過ぎ、追加点はならなかった。
続くベアーズの2ミニッツオフェンスをしのぎ切り、7-2の最少得点差で前半を終えた。

サイクロンズのキックオフにより後半開始。
敵陣24ydsからの相手オフェンス、3rdダウンからの苦し紛れのパスをLB#5金高ががっちりインターセプト、あわやリターンタッチダウンかと思われたが、敵陣6ydsでオフェンスにボールを渡すこととなった。
一気にタッチダウンを狙ったオフェンスだったが、不用意な反則で後退し、RB#33森川が前半得点シーン同様に一気に駆け上がるがエンドゾーン手前で阻まれ、再びフィールドゴールトライへ。
K#12毛利はこのフィールドゴールを確実に決め、待望の追加点を得た。(10-2)

サイクロンズのキックにより試合再開。
すぐにパントに追い込んだディフェンスだったが、ここで相手のスペシャルプレー、パントからのフェイクパスを決められ、一気に自陣に攻め込まれる。第4Qに入り、ゴール前でのディフェンスを強いられたが、ここでもLB#5金高がブリッツから渾身のQBサックを決め、さらに4thダウンギャンブルでのフリーフリッカーを相手WRにキャッチされるも、エンドゾーン手前でタックルしターンオーバー、最大の危機を脱した。

その後は、相手QBの負傷もあり精彩を欠いた相手オフェンスを完璧にシャットアウト、オフェンスも確実に時間を消費し、最後はニーダウンでゲームオーバー。
開幕戦を見事勝利で飾った。

昨年、初戦でつまづき最後まで追い上げを試みたが届かなかった悔しさを晴らすことができた勝利だったが、課題を多く残したゲームであった。
次節は、昨年リーグを制した阪急を完勝で下した富士ゼロックスをホームである名古屋で迎え撃つ。
ホームゲームで無様な姿をさらすわけにはいかない。
相手は強大だが、必ず勝利する姿を地元ファンに見せてくれるだろう。
次節は9月21日(月・祝)、地元での開催は少ないが、ファンの皆さまの声援があってこそサイクロンズはその力を120%発揮できるチームである。
多くのファンの方々に来場いただき、熱い声援を送っていただきたい。

(Reported by 事務局 滝田)

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2009年9月21日(月・祝) 港サッカー場 13:00
チーム名
1Q
2Q
3Q
4Q
合計
名古屋サイクロンズ
14
23
富士ゼロックス J-Stars
●得点経過
チーム名
TIME
PLAY
PLAYER
YARD
TFP
PLAYER
G/NG
サイクロンズ
1
4:57
PUNT
RETURN
#89 新城
56
K
#12 毛利
G
サイクロンズ
1
11:17
RUSH
#89 新城
54
K
#12 毛利
G
サイクロンズ
3
3:38
FIELD GOAL
#12 毛利
28



富士ゼロックス
4
4:48
FIELD GOAL
#87
32



サイクロンズ
4
11:28
INTERCEPT
RETURN
#21 古田
22
K
#12 毛利
NG
●スタッツ

サイクロンズ
富士ゼロックス
ファーストダウン(ラン−パス−反則)
5(3-2-0)
11(6-4-1)
パス獲得yds(試投−成功−インタセプト)
32yds(7-3-1)
111yds(24-14-2)
ラン(回数−獲得yds)
27-116yds
34-51yds
攻撃(回数−獲得yds)
34-148yds
58-162yds
反則(回数−喪失yds)
3-20yds
5-35yds
ファンブル(回数−喪失)
1-0
1-0
フィールドゴール(回数−成功)
1-1
1-1
TIME OF POSSESSION
18:00
30:00
●コメント
小林オフェンスコーディネーター
近藤ディフェンスコーディネーター
 
次節前年度優勝の阪急に完勝したゼロックスとの対戦とあり、出来る限りの準備を施し試合に臨みました。
相手ディフェンスは昔から定評があり、いかに夏から練習を重ねた我々のストロングポイントを十二分に発揮できるかにかかっていました。
試合は幸いにも先制することが出来、キャッチアップする状況がなかったことが最大の勝因と言えます。
しかし不用意な反則、ミスがまだ見え、そして何より1ヤードを取る気迫がまだ足りません。
オフェンスでの完勝を目指すべくやることは見えています。
全員が同じ努力をし、同じ目標へ向かって邁進したいと思います。

最後になりましたが、今節は名古屋開催ということで本当に多くの方の声援を頂き、我々に力添えを頂きました。
心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
今後も変わらぬご声援の程、何卒お願い申し上げます。

 
X2上位チーム相手にコンスタントに20点を取ってきている今年のゼロックスオフェンスに対して、気持ちで勝つことを大前提として準備行ってきました。
結果としては良い結果となりましたが、ゲームの流れをこちらが先につかめただけのことで、紙一重の勝負であったことは否めません。
ディフェンス全体ではゲームを通して集中力を切らすことなく、自分達でモメンタムを引き込み戦い抜いたディフェンスメンバーに成長を感じることができ、その点は大きな収穫となったゲームでした。
ここからは、事実上トーナメント戦。
一度負けたら終わりであることをもう一度チーム内に認識してもらい、常に前を向いて戦っていこうと思います。

今回名古屋開催にご協力いただきました関係者の方々、また多忙のところ試合会場に足を運んでいただきましたお客様皆様に厚く御礼申し上げます。

谷川監督
 
名古屋での開催ゲーム、選手の努力もあり多くのお客様に来ていただけた。

応援ありがとうございました。
アメリカンフットボールがおもしろいと感じていただけていれば幸いです。

一番怖かったのは気迫の空回り、着実に着実にと自分に言い聞かせながらゲームが進行していった。
試合前、選手に徹底をお願いしたキッキングで非常に良い結果を出してくれたのは嬉しいかぎりである。

これをコンスタントにゲームで出せるのが一流チーム。

どうすればいいのか?
次のゲームまで3週間。
常に新たな視点でチームを見つめていきたい

●ゲームレポート
 
気持ちのよい秋晴れの空の下、サイクロンズの第2戦が名古屋市港サッカー場で行われた。
相手は前節で昨年リーグ制覇の阪急に完勝した富士ゼロックスJ-Stars。
秋季リーグ戦唯一のホームゲームという地の利も活かし、勝利を誓った選手たちは一斉にフィールドへと飛び出していった。

富士ゼロックスのキック、サイクロンズのリターンによりゲーム開始。
オフェンスを率いるQB#19木川田が自らのランで攻めるも3回で攻守交替。
替わって登場したディフェンスは、DL#61堀のQBサックやLB#8原田の激しいブリッツにより相手をすぐにパントへと追い込む。
そして、ここでビッグプレーが生まれる。
相手パントを自陣近くでキャッチしたR#89新城は、次々に相手タックルをかわして一気に加速、フィールドを駆け上がってタッチダウン。
試合開始早々にチームを勢いづける先制点を奪った。(PAT成功、7-0)

サイクロンズのキックでゲーム再開。
お互いに一進一退の攻防が続き、迎えた自陣48ヤードからのサイクロンズオフェンス。
モーションからQB#19木川田のボールを受取ったのは、またしてもWR#89新城。
TE#87朝内やRB#33森川の好ブロックの合間を抜け、オープンを切れ上がり50ヤードのタッチダウンラン。
第1Qで相手を突き放す追加点を挙げた。(PAT成功、14-0)

再びサイクロンズのキックでゲーム再開。
第2Qに入り相手に1stダウンを更新されるも、LB#5金高の鋭いタックルでパントに追い込む。
替わったオフェンスもWR#85鈴木へのパスで1stダウンを更新するもパント。
ここでP#83馬淵が自陣から一気に陣地を挽回する好パントを決め、その後の相手オフェンスやパントからのスペシャルプレーもディフェンスが防ぎきり、リードを保ったまま前半を終了した。

サイクロンズのキックオフにより後半開始。
手詰まり感のある相手オフェンスに対し、早い集まりで前進を許さないサイクロンズディフェンス、3rdダウンのパスシチュエーションでもLB#42川西が渾身のQBサックを決め、パントへ。
このパントをR#89新城がまたしても鋭く切れ上がり、敵陣20ヤードまでボールを運ぶ。
追加点の欲しいオフェンスだったが、残り1ヤードを取りきれず4thダウン、K#12毛利がフィールドゴールを確実に決め、17-0と点差を広げることに成功した。

サイクロンズのキックによりゲーム再開。
ランプレーを軸に攻める相手オフェンスに対して、確実にアジャストしたディフェンスは、スクランブルに出た相手QBをLB#8原田が激しく仕留め負傷退場させるなど勢いを維持し、すぐにオフェンスにボールを渡す。
替わったオフェンスはQB#19木川田からWR#85鈴木へのパスが決まり前進するも、TE#87朝内を狙ったパスは、芝に足を取られて転倒した隙を突かれインターセプトを喫してしまう。
このピンチに発奮したディフェンスは、パス中心に切り替えた相手オフェンスに立ち向かうも、3rdダウンロングでのランプレーに対し激しくアタックしたことで痛恨のフェイスマスクの反則を取られ、1stダウンを献上してしまった。
第4Qに入り、自陣15ヤード付近まで攻め込まれてしまったが、最後のパスを防ぎ、何とかフィールドゴールで抑えた。(17-3)

富士ゼロックスのキック、サイクロンズのリターンでゲーム再開。
相手のオンサイドキックをしっかりとカバーし、更なる追加点を求めオフェンスを展開するも不発、敵陣内での4thダウンギャンブルも失敗に終わってしまう。
替わったディフェンスは、DL#61堀、LB#42川西が相手QBを激しくサックし負傷退場させ、4thダウンギャンブルもQBサックに仕留めてオフェンスにボールを渡す。
ボールを受けたオフェンスが前進できない中、ディフェンスは相手のパスをDB#41児玉がインターセプト、さらに続くディフェンスシリーズではDB#21古田がインターセプトリターンタッチダウンを奪い、相手に引導を渡した。(PAT失敗、23-3)

最後も相手のパスオフェンスを凌ぎ、そのままゲーム終了。
勝利を手に入れるとともに、混戦のX2WESTリーグの中で、唯一の全勝チームとなった。

今季リーグ戦、唯一のホームゲーム。
普段では考えられないほどのサイクロンズファンで埋まったスタンドの大声援を受けて、120%の力を発揮したサイクロンズ。
キッキングでフィールドポジションを優位にすすめ、ディフェンスは激しいプレッシャーで相手オフェンスを封じ込めた。
不発に終わった感のあるオフェンスも、更なる精度向上を目指すことで爆発できる状態であることは明るい材料となった。

次節はlここまで2戦完封負けを喫しているクラブホークアイが相手となる。
しかし、昨年苦戦を強いられたことを考えれば、実力はまったくの互角。
頭一つ抜け出したなどとこの勝利に慢心することなく、サイクロンズは前進あるのみ。

(Reported by 事務局 滝田)

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2009年10月17日(土) 王子スタジアム 14:20
チーム名
1Q
2Q
3Q
4Q
合計
名古屋サイクロンズ
14
28
クラブホークアイ
●得点経過
チーム名
TIME
PLAY
PLAYER
YARD
TFP
PLAYER
G/NG
サイクロンズ
1
0:20
KICKOFF
RETURN
#89 新城
90
K
#12 毛利
G
サイクロンズ
2
7:45
PASS
#19 木川田→#11 河田
20
K
#12 毛利
G
ホークアイ
2
10:29
SAFTY

-10



サイクロンズ
4
3:23
PUNT BLOCK
#42 川西
15
K
#12 毛利
G
サイクロンズ
4
7:28
PASS
#14 渡邉→#18 棚橋
7
K
#12 毛利
G
●スタッツ

サイクロンズ
クラブホークアイ
ファーストダウン(ラン−パス−反則)
11(7-4-0)
12(5-7-0)
パス獲得yds(試投−成功−インタセプト)
71yds(12-8-1)
151yds(26-13-1)
ラン(回数−獲得yds)
25-150yds
33-59yds
攻撃(回数−獲得yds)
37-221yds
59-210yds
反則(回数−喪失yds)
3-25yds
2-10yds
ファンブル(回数−喪失)
2-1
1-1
フィールドゴール(回数−成功)
0-0
1-0
TIME OF POSSESSION
20:31
27:29
●コメント
小林オフェンスコーディネーター
近藤ディフェンスコーディネーター
 
一ヶ月弱の準備期間を得てリーグ戦折り返しの第3節を迎えました。
従来のリーグ戦では中々こういった期間はなく、非常に有意義に過ごすことが出来ました。
そしてとにかく目の前の相手、その時の1プレーに集中してプレイすること、その積み重ねが結果となることを十分に意識して臨みました。
時折良いドライブをすることが出来ましたが、まだ決め手にかける部分もあり、課題を再認識させられる試合となりました。
ですが、良いプレイも多く見られ、今後に期待できる部分も多く見られた試合となりました。

今後の2節は、一週開いてたて続きになりますが、やるべきことは明確に見えてます。
それに向けて邁進するのみです。
今後もご声援お願いいたします。

 
今シーズンの行方を占うべく重要な一戦と位置付けていたゲームでしたが、今回もゲーム展開に助けられ、結果的に勝利できたように感じられます。

ゲーム中にはドライブされる場面も少なからずありましたが、よく集中力を切らさずプレー出来たと思います。
ラン中心の相手でしたが、DL、LB陣が良く粘ってパシュートしてくれた結果止めることができました。

ここからは、一戦毎に強い相手と戦っていくことになりますので、気持ちの面でもう一度引き締め行い、次節以降のゲームに臨みたいと考えます。

谷川監督
 
フットボールの原点は『陣取り合戦』、最終的には点差で決まる。

まずは『陣取り合戦』で有利にゲームを進めることが非常に大切。

チョンボがあったが、レッドゾーンからグリーンな状態にもっていけているのは、『陣取り合戦』で有利にゲームが進められていることのあらわれだと考えている。

残りの二試合への課題は、意図の徹底と更なる精度向上。

ほんの少しのタイミングのずれが明暗を分けるのが、この競技の特徴であることを再度確認し合っていきたい。

●ゲームレポート
 
前のゲーム中に降った雨も上がり、重たい雲が垂れこめる中、サイクロンズの第3戦、VSクラブホークアイが王子スタジアムにて行われた。
前節で強敵ゼロックスを破ったサクロンズの真価が問われるゲームとなった。

ホークアイのキックでゲーム開始。
ここでいきなりのビッグプレー、キックされたボールをキャッチしたR#89新城がその快足を活かし一気にフィールドを駆け上がりエンドゾーンへ。
開始わずか20秒で90ydsの先制タッチダウンを決めた。(PAT成功、7-0)

幸先の良いスタートとなったが、ゲーム再開のキックオフは相手リターナーのランにより敵陣42ydsからのディフェンスとなってしまった。
かわって登場したサイクロンズディフェンスは、相手のオープンランやQBスクランブルで自陣への侵入を許すが、相手QBのファイクパスを読み切り、DL#93西とDB#13射場が鋭くQBサックに仕留め、パントもR#89新城がボールを進め、自陣42ydsでオフェンスにボールを渡す。
オフェンスは、1stダウンを更新するもミスから後が続かずパントへ、敵陣13ydsからのディフェンスは相手パスオフェンスを封じ込め再度パントに追い込むが、ここで先ほどから好リターンを見せていたR#89新城がまさかのファンブル。
自陣でのディフェンスとなり気落ちしたかに見えたディフェンスだったが、要所でDL#97西村、LB#42川西のQBサックが決まり、相手の4thダウンギャンブルも抑え込み、再度オフェンスにボールを渡したところで、第1Qが終了した。

第2Qに入り、再びゲームが動き出す。
相手パントがタッチバックとなり、自陣20ydsから始まったサイクロンズオフェンス。
その1stダウンでRB#33森川がブラストプレーから27ydsを稼ぎ出し、フィールド中央付近までボールを運ぶと、新人WR#23水谷へのパス、RB#20加納のオフタックルプレー、そして再びRB#33森川へのスクリーンパスからのランで敵陣に侵入し、最後はQB#19木川田からWR#11河田へのタッチダウンパスがヒットし、追加点をあげた。(PAT成功、14-0)

このまま一気に流れに乗りたいところであったが、キックオフ後の最初のプレーで相手QBにパスを通され、自陣28ydsとなってしまう。
その後もパスを次々とヒットされ追い詰められたサイクロンズディフェンス。
しかし、ここでDL#75近藤が会心のQBサック、長年の経験でチームを救う。
何とかパントに抑えボールをオフェンスに渡すことができたが、レッドゾーンでの攻撃となったオフェンス、QB#19木川田がエンドゾーン内で放ったパスはインテンショナルグラウンディングとなりセーフティー、流れを止めてしまう。(14-2)

再度のキックオフとなり、気落ちしたところをフィールド中央付近までリターンされたサイクロンズディフェンス。
残り1分30秒の相手オフェンスに立て続けにパスを通され、自陣10ydsまで侵入を許すも何とかタッチダウンパスをカットしフィールドゴールへ。
これを自慢のディフェンス陣がブロックし、前半を終えた。

サイクロンズのキック、ホークアイのリターンで後半開始。
前半終了間際の勢いそのままにパスを中心に組み立てるホークアイに対し、サイクロンズディフェンスはDB#34鈴木(達)のファンブルリカバーやDL#93西のQBサックで対抗する。
一方、オフェンスはパスインターセプトや自陣深くでのファンブルにより波に乗れない状態が続いていたが、ここでRB#33森川が会心のラン、自陣10ydsからのブラストプレーから密集を抜け一気にフィールド中央へ41ydsのランを決め、ここで第3Qが終了した。

最終第4Qに入り、WR#82金子へのパスを通すもあと1ydsが足りずパントへ。
このパントをP#83馬淵が敵陣9ydsに落とし、ディフェンスに託す。
サイクロンズディフェンスはすぐに相手をパントに追い込み、またしてもここでビッグプレー。
相手パントをブロックし、転がるボールをLB#42川西が拾い上げそのままエンドゾーンへ。
相手への流れを完全に断ち切る追加点をあげた。(PAT成功、21-2)

サイクロンズのキックオフによりゲーム再開。
相手オフェンスをすぐにパントに追い込み、かわったサイクロンズオフェンスを率いるのは新人QB#14渡邉。
敵陣38ydsからランプレーで丁寧にボールを運び、敵陣7ydsまで侵入、最後はWR#18棚橋へのタッチダウンパスを通し、若手コンビが追加点をあげる。(PAT成功、28-2)

残り時間が約4分となり、追いすがる相手オフェンスをLB#8原田の鋭いタックルやDB#21古田のあわやタッチダウンというインターセプトで断ち切り、最後はQB#14渡邉が二―ダウン、ゲームオーバーとなった。

昨年、一昨年と苦戦を強いられた相手に対し、序盤から先制点を奪った流れは見事であった。
特にここまで相手チームにタッチダウンを許していないディフェンス陣の粘り強さは、チームに勇気を与えている。
一方のオフェンス陣もRB#33森川の爆発力が発揮されるようになり、QB#19木川田の走力と合わせて、ドライブ力を増してきた。
混戦のX2WESTにおいて頭一つリードした感があるが、それはただ星取表の事に過ぎない。
リーグ戦残り2試合、まずは目の前の敵であるイワタニを倒さない限り、X2WEST最強の敵である阪急の足元にも及ばないことを自覚し、その先にあるものを目指すのみ。

(Reported by 事務局 滝田)

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2009年10月31日(土) 王子スタジアム 14:00
チーム名
1Q
2Q
3Q
4Q
合計
名古屋サイクロンズ
10
24
イワタニサイドワインダーズ
●得点経過
チーム名
TIME
PLAY
PLAYER
YARD
TFP
PLAYER
G/NG
サイクロンズ
2
2:31
PASS
#19 木川田→#96 廣田
16
K
#12 毛利
G
サイクロンズ
3
5:31
RUSH
#17 岡野
1
K
#12 毛利
G
サイクロンズ
4
2:49
PASS
#19 木川田→#18 棚橋
24
K
#12 毛利
G
サイクロンズ
4
11:59
FIELD GOAL
#12 毛利
29



●スタッツ

サイクロンズ
イワタニ
ファーストダウン(ラン−パス−反則)
19(9-9-1)
9(2-5-2)
パス獲得yds(試投−成功−インタセプト)
183yds(20-13-0)
82yds(25-8-0)
ラン(回数−獲得yds)
40-150yds
13-39yds
攻撃(回数−獲得yds)
60-333yds
38-121yds
反則(回数−喪失yds)
6-57yds
4-40yds
ファンブル(回数−喪失)
0-0
0-0
フィールドゴール(回数−成功)
1-1
1-0
TIME OF POSSESSION
32:48
15:21
●コメント
小林オフェンスコーディネーター
近藤ディフェンスコーディネーター
 
ここまで2敗とはいえ、上位チームに惜敗をしているだけのイワタニ、しかもオフェンスは今までの対戦において押さえ込まれているイワタニディフェンスとの対戦とあって、結果だけでなく、その内容も問われる一戦と考え、取り組みました。
特に相手は個々のプレイヤーの能力が非常に高いため、一人一人が目の前の相手を倒すことが勝利につながると考え、ただそれだけに集中し、戦いました。

試合序盤はドライブするも反則もあり得点に結びつけることが出来ませんでしたが、その後は着実に得点を重ねることが出来ました。
球際に力強く競り勝てたWR陣、冷静にドライブを率いたQB陣、そして力強くグランドアタックを続けたOL、RB陣。
フィールドでの彼らが力強く、逞しく、そして頼もしく感じました。

幸いにして優勝を決めることが出来ました。
そんなチームメイトと三週間長くフットボールを続けることが出来ます。
今期の目標を完結すべく更なる努力を重ねて行きたいと思います。

 
個々の能力に勝る相手に対していかに総合力で戦っていくか、ということを課題として臨んだ一戦でしたが、オフェンスに助けられる格好で辛勝できました。
特に事前に立てたディフェンス側の目標はほとんど達成できなかったことを考えると、実質負け試合のような後味が残るゲームとなりました。
しかしながら、ゲームの途中ドライブされたりした場面では、ディフェンス内の様々なメンバーから激を飛ばしたりハドルを盛り上げようとしたりしている様子が見られ、チームとして成長している部分だと感じております。

次の阪急戦は一丸となって勝負したいと思います。

谷川監督
 
欲を言ったらきりがない。
チームとして機能できた試合であり、勝利できたことが一番嬉しいことである。

キッキングでの果敢なトライが大きな収穫であった。
結果はでなくてもいい、この繰り返しがビッグプレーを作る。

幸運にも優勝が決まった。
ところが、人間はこういう時に油断が出る。
つらい仕事をやっている時ではなく、つらい仕事を成し遂げた後に風邪をひく。

勝負である限り勝つことを目標に全力を尽くす。
勝てる確率の高い戦術を選ぶ。
選手は身体を鍛え、プレーの意図を理解しようと努力をする。
スタッフは自らの判断の正誤を結果として受け入れる。
その繰り返しがチームを成長させる

残り2試合。
いままでやってきたことを素直にぶつける、それ以外の戦い方は考えられない。

●ゲームレポート
 
すっきりと晴れ渡った空が迎える中、サイクロンズの第4戦、VSイワタニサイドワインダーズが王子スタジアムにて行われた。
ちょうど2週間前、同じフィールドでホークアイを破り、唯一の全勝チームの座を守り、さらなる高みを目指すサイクロンズ。
対するイワタニサイドワインダーズは、ここまで勝利からは見放されているものの、阪急やゼロックスに対して互角に渡り合ってきているチームである。
絶対に負けられない戦いが始まった。

イワタニのキックでゲーム開始。
自陣32ヤードからのオフェンスを率いるのはQB#19木川田。
前節ロングゲインを連発したRB#33森川やRB#20加納にボールを持たせ確実にヤードを稼ぎ、ポイントでTE#96廣田へのパスを通し、敵陣に侵入するもその後のランプレーは反則で帳消しとなりパントへ。
P#83馬淵が好判断からパントを蹴り、敵陣1ヤードに押し込んだ。
かわって登場したディフェンスは、相手のパスオフェンスを見切りすぐにパントへ追い込み、敵陣内でボールをオフェンスに渡す。
もう一度畳み掛けたいのオフェンスであったが思うように進まず、かわったディフェンスも不用意な反則からイワタニに陣地を回復され、オフェンスにボールを戻したときには、自陣18ヤードまで戻されていた。
仕切り直しとなったオフェンスは、WR#89新城へのパスやRB#33森川のオープンランで一気に敵陣へ入ったところで第1Q終了。
第2Qに入っても反則でロスしたヤードをRB#33森川がフィジカルで盛り返して前進し敵陣24ヤードへ、最後はQB#19木川田がTE#96廣田へのパスを通しタッチダウン、82ヤードのロングドライブを完遂させ待望の先制点を奪った。(PAT成功、7-0)

サイクロンズのキックによりゲーム再開。
ここでカバーチームに入った#11河田が鋭いタックルで相手リーターナーを仕留める。
敵陣30ヤードからのディフェンスは、目先を変えたプレーに前進を許すもその後のパスをDB陣がカバー力で上回り失敗させパントへ。
その後は一進一退が続き、2ミニッツになったところで敵陣30ヤードからの相手オフェンス。
ここから目立ったパスを通されることはないものの、果敢なプレーが連続して反則と判断され一気に自陣7ヤードまで侵入される。
残り時間がわずかとなり、相手のフィールドゴールトライ。
ここで自慢のディフェンス陣が激しいプレッシャーをかけ、蹴られたボールはゴールポストの横を過ぎ失敗。
自らの力で危機を乗り越え、前半を無失点で切り抜けた。

サイクロンズのキックにより後半開始。
前半最後の集中力を切らすことなく、相手オフェンスをディフェンスが一蹴し、自陣37ヤードで攻撃権を渡す。
かわったオフェンスは、QB#19木川田からWR#18棚橋、WR#85鈴木へのパスが確実に決まり敵陣に侵入。
さらにRB#20加納がオープンラン、スクリーンパスからのランと活躍し一気にゴール前1ヤードへ。
最後はRB#17岡野が中央へ飛び込みタッチダウン、追加点を挙げる。(PAT成功、14-0)

サイクロンズのキックによりゲーム再開。
その後は、両チームパントを蹴りあい、第3Qが終了。
最終第4Qに入り、相手のパントをR#85鈴木がフェアキャッチし自陣38ヤードからのサイクロンズオフェンス。
ランとパスを織り交ぜたオフェンスが確実にボールを進め、最後は敵陣24ヤードからQB#19木川田が投げたボールをWR#18棚橋がダイビングキャッチし、そのまま倒れこみタッチダウン、棚橋の身長を活かしたプレーで相手を突き放す追加点を挙げた。(PAT成功、21-0)

サイクロンズのキックによりゲーム再開。
カバーチームに入った#20加納、#26坂本が激しくタックルし、敵陣26ヤードに押し込み迎えた相手オフェンス。
ディフェンスは最後まで集中力を切らさず、パスに活路を求める相手オフェンスを確実につぶし、チャンスらしいチャンスを作らせなかった。
オフェンスもQB#19木川田からQB#14渡邉にスイッチし、ラン中心の組み立てで前進を図る。 相手ディフェンスのラフプレーにも助けられ前進を続け、残り1秒、敵陣12ヤードからの最後の攻撃。
K#12毛利が蹴ったボールは、ゴールポストの間を美しい放物線を描きながら通り抜けフィールドゴールトライ成功。(24-0)
ここでゲームオーバーとなった。

今回の勝因は、何と言ってもオフェンスのドライブ力であろう。
自陣からのロングドライブをタッチダウンに結びつけ、タッチダウンとならなかったオフェンスシリーズでもボールを前に進め続ける姿、特にRB#33森川の相手ディフェンスのタックルを弾き飛ばして進む様は、非常に頼もしかった。
また、ディフェンス陣も相手のパスオフェンスに対して1発のロングゲインを許さず、最後までチャンスを作らせなかったこと、そして今季初完封を成し遂げたことは更なる自信につながったであろう。

遠征からの帰路、最終戦の相手である阪急がまさかの敗戦を喫し、最終戦を前にX2WEST優勝、そして入替戦出場が決定したことは想定外の喜ばしいことであるが、これで何かを得たわけではない。
サイクロンズが目指す頂は、入替戦の勝利のみ。
その頂はこれから峻険さを増していく。
その頂の向こうにあるものを掴み取る資格を得るためにも、次節の阪急に勝利しなくてはならない。

(Reported by 事務局 滝田)

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2009年11月14日(土) 長居球技場 17:20
チーム名
1Q
2Q
3Q
4Q
合計
名古屋サイクロンズ
10
阪急ブルーインズ
●得点経過
チーム名
TIME
PLAY
PLAYER
YARD
TFP
PLAYER
G/NG
サイクロンズ
1
11:04
RUSH
#20 加納
1
K
#12 毛利
G
阪急
2
7:09
PUNT BLOCK
#28
6
K
#92
NG
サイクロンズ
3
5:00
FIELD GOAL
#12 毛利
20



●スタッツ

サイクロンズ
阪急
ファーストダウン(ラン−パス−反則)
5(5-0-0)
10(10-0-0)
パス獲得yds(試投−成功−インタセプト)
22yds(7-4-1)
24yds(13-5-0)
ラン(回数−獲得yds)
26-82yds
31-127yds
攻撃(回数−獲得yds)
33-104yds
44-151yds
反則(回数−喪失yds)
5-18yds
2-8yds
ファンブル(回数−喪失)
1-0
3-1
フィールドゴール(回数−成功)
1-1
0-0
TIME OF POSSESSION
23:11
24:49
●コメント
小林オフェンスコーディネーター
近藤ディフェンスコーディネーター
 
今シーズン、リーグ戦を消化するごとに着実に成長を見せたオフェンスチーム、今回も目の前の相手を圧倒すること、1プレイを最後まで戦い抜くことに集中して試合に臨みました。
前半はテンポよくプレイを進め、インターセプトや反則がありながらも着実にドライブし得点をすることが出来ましたが、後半は十分なゲインを奪うことが出来ず、ディフェンス、キッキングチームに助けられる形で勝利を収めることが出来ました。

しかし入替戦を前に課題を収穫できたことは、また我々が成長できるチャンスを頂いたということです。
今回のゲームでも互いに活路を見出すべくコミュニケーションをとり、一つでも課題を克服しようとする前向きな姿が見れたことを心強く思います。
積極的な姿勢こそがオフェンスチームの力です。
試合には目の前の相手を倒すことのみに集中できるよう、あと三週間かけて課題を克服し、 戦術、戦略の理解を十分深め、がむしゃらに努力をし何が何でも勝利を勝ち取ります。

是非皆様、我々に力を貸してください。
皆様のご声援こそが我々の最大の糧となります。
入替戦のご声援、心よりお待ちしております。
よろしくお願いいたします。

 
いよいよリーグ最終戦を迎えましたが、対戦相手はこのところ負け続けている阪急ブルーインズとの試合ということもあり、幸いにして優勝は決まっているものの、勝ちにこだわるゲームを行っていく方針で挑みました。
前半は相手オフェンスのミスもあり比較的ゲインはされなかったものの、後半に入り相手攻撃を波に乗せてしまいドライブを許したことは反省点になります。
しかしながら、第3、第4Qに度々ゴール前まで攻め込まれながらも集中力を切らさず得点を許さなかったことは評価できる点であると思います。

最後に、この実力拮抗したリーグ戦を集中し勝つ残れたことは、入替戦において大きな自信につながると思います。
接戦のX2WESTの代表にさせてもらい戦うことになる次の一戦は、同じリーグ戦で戦い抜きながら入替戦に駒を運ぶことできなかった各チームの為にも、絶対勝ちあがらなければならないと思います。

谷川監督
 
なかなか勝てなかった阪急さんに勝つことができ、非常にうれしい。

ゲームの最後の攻防は、入替戦を控え有意義な経験をさせてもらった。
「徹底」ということの大切さを教えてもらった。

また、試合が終了してから阪急さんの選手に言ってもらった、

「入替戦、頑張ってください。」

という言葉をかみしめ、今季の最終戦に臨んでいきたい

●ゲームレポート
 
とっぷりと日が暮れナイター照明がフィールドを照らす中、サイクロンズのリーグ最終戦、VS阪急ブルーインズが長居球技場にて行われた。
前節に星勘定の上では優勝を果たし、入替戦出場が決定した状況ではあるが、対戦相手の阪急ブルーインズには十数年来勝利を上げることができていない。
積年の思いをぬぐい去り、次なる頂きへと歩みを進めることができるのか、サイクロンズの挑戦者としての真価が問われるゲームが始まった。

阪急のキックでゲーム開始。
自陣40ヤードから始まった最初のシリーズは、1回の1stダウン更新をするも3rdダウン10からQB#19木川田が放ったパスはインターセプトを喫してしまう。
嫌な立ち上がりであったが、入れ替わったサイクロンズディフェンスが相手オフェンスからゲインを許さず、すぐにパントに追い込む。
再度ボールを託されたサイクロンズオフェンスは、ラン中心に攻撃を組み立て、RB#17岡野がオフタックル付近を駆け上がり敵陣に侵入すると、その後もRB#1秀平、RB#20加納、RB#33森川らRB陣が力強くボールを運び、最後はゴール前からRB#20加納が飛び込みタッチダウン、第1Qをほぼ使い切ってロングドライブを完遂させた。(PAT成功、7-0)

サイクロンズのキックによりゲーム再開。
第2Qに入り、意気上がるサイクロンズディフェンスは、相手オフェンスのショベルパスのファンブルボールをリカバーし、ボールをすぐにオフェンスに渡す。
サイクロンズオフェンスはQBを#14渡邉にスイッチし前進を試みるが上手くいかず、阪急オフェンスも手詰まりとなりパントを蹴りあう中、サイクロンズ自陣40ヤード付近からのパントに対し阪急ラッシュが襲い掛かりパントブロック、そのままエンドゾーンにボールを運ばれ、失点を喫してしまう。
しかし、サイクロンズディフェンスは気落ちすることなく相手のPATキックをブロックし、同点にされることを防いだ。(PAT失敗、7-6)

阪急のキックによりゲーム再開。 その後は、阪急自陣奥からの2ミニッツオフェンスをサイクロンズディフェンスがしのぎ切り、前半が終了した。

サイクロンズのキックにより、後半開始。
前半から好調を維持するサイクロンズディフェンスは、相手オフェンスをすぐにパントに追い込み、相手パントを頼れるリターナー#89新城がギアをトップにあげて約40ヤードのリターン、敵陣11ヤードまでボールを運ぶ。
ここで相手を突き放すための追加点が欲しいサイクロンズオフェンスであったが、4thダウンで1ヤードを残しタッチダウンはならず、K#12毛利のキックにより3点を獲得した。(10-6)

サイクロンズのキックによりゲーム再開。
これまで抜群の集まりをみせていたサイクロンズディフェンスだったが、要所でタックルミスを繰り返し、相手QBのランに自陣への侵入を許すも、自陣15ヤード付近での相手の4thダウンギャンブルプレーを何とか止め、最終の第4Qに突入する。
替わったサイクロンズオフェンスがパントとなり、ここから全勝優勝、入替戦に向けたディフェンスにとって地獄の時間が幕をあけることとなった。
パスをほぼ捨て、オプション展開に活路を見出そうとする相手オフェンスに対して、第3Qで見られたタックルミスなどの守備の綻びがさらに広がり、相手QBやRBを仕留めることができずに前進を許す。
敵陣34ヤードから始まった攻撃が、第1Qのサイクロンズオフェンス同様に時間をたっぷりと使われ、気づいてみれば自陣ゴール前5ヤードまで迫られていた。
このまま、今期ディフェンスによる喪失タッチダウンを初めて許し、さらに逆転負けを喫してしまうのか・・・不安が頭をよぎる。
フィールドを広く使い、オープンからエンドゾーンを狙う相手オフェンスに対し、サイクロンズディンフェンスはギリギリで集中力を切らすことなく全員がボールに集まり、相手の前進を許さず、相手の4thダウンギャンブルからのオープンプレーも渾身のタックルでエンドゾーンを越えさせず、攻守交代となった。
最後はQB#14渡邉がニーダウンで時間を消化し、試合終了。
サイクロンズが全勝優勝を決め、改めて入替戦出場の切符を手に入れた。

コーディネーター陣や監督からのコメントにもあるように、このゲームで非常に多くのことを経験できた。
この経験が、入替戦の持つ独特の雰囲気やギリギリの局面できっと活きるであろう。
2009年サイクロンズが「RISE」とテーマを掲げて登る山は、7合目までやってきた。
しかし、山は頂上までの最後において峻険さを極める。
残された時間はわずかだが、リーグを共に切磋琢磨した対戦相手のチームの思いも背負い頂上を目指す。

今のサイクロンズに迷いはない、ただ前を向くのみ。

(Reported by 事務局 滝田)

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2009年12月5日(土) 長居球技場 11:00
チーム名
1Q
2Q
3Q
4Q
合計
名古屋サイクロンズ
10
アサヒプリテックゴールデンファイターズ
●得点経過
チーム名
TIME
PLAY
PLAYER
YARD
TFP
PLAYER
G/NG
サイクロンズ
2
0:07
PASS
#19 木川田 →#18棚橋
6
K
#12 毛利
G
サイクロンズ
4
8:49
FIELD GOAL
#12 毛利
30



●スタッツ

サイクロンズ
アサヒプリテック
ファーストダウン(ラン−パス−反則)
10(8-1-1)
8(4-3-1)
パス獲得yds(試投−成功−インタセプト)
41yds(15-6-1)
60yds(23-8-4)
ラン(回数−獲得yds)
39-112yds
21-26yds
攻撃(回数−獲得yds)
54-153yds
44-86yds
反則(回数−喪失yds)
7-59yds
2-15yds
ファンブル(回数−喪失)
1-0
0-0
フィールドゴール(回数−成功)
1-1
1-0
TIME OF POSSESSION
28:29
19:31
●コメント
小林オフェンスコーディネーター
近藤ディフェンスコーディネーター
 
今期の最大かつ唯一の目標、X再昇格に向けチームの持つ全てをつぎ込み、入替戦を迎えました。
しかも相手は我々を降格に追いやったアサヒプリテック、相手に不足はありません。
しかし不思議にも相手に対してのリベンジという気持ちはなく、今シーズンのオフェンスのスタイルである

「目の前の試合に勝利することだけに集中する」
「今ある1プレイをフィニッシュする」
「目の前の相手に勝つ」

それだけを考え、試合に臨みました。

やはり相手は2シーズン、Xで戦ってきたチーム、万全のスカウトをしてきたつもりでしたが予想よりも思い切りがよく、鋭い動きにあと1ヤードが取れない苦しい展開になりましたが、今回、相手がどのチームであれ、春季からこの日のために準備した我々のストロングポイントを生かすプレイをとにかく信じて戦うこと、それが出来たからこらこその勝利と思っています。
力強く、勤勉なOL陣、素晴らしい能力を持ったバックフィールド陣、それらのパーソナルを十分に生かすプレイを彼らは信じて最後まで勇敢に戦ってくれました。
時に慎重になりすぎ、思うようにドライブできずオフェンスチームにもディフェンスチームにも迷惑をかけましたが、彼らはそれを十分に救ってくれました。
本当に最後まで戦い抜いた選手、そしてそんな彼らを励まし続けたチアリーダー達、最高のパフォーマンスをさせるために尽力してくれたトレーナー陣、選手が思う存分、試合に勝つことに集中させてくれるためにサポートしてくれたマネジャー、縁の下で支え続けてくれたスタッフ、そして何よりも我々を勝利を信じ、ご声援下さった皆様に心から感謝致します。

来期は真価を問われる一年になるでしょう。 前回の入替戦勝利は私が在籍したサイクロンズ史上最大の勝利でしたが、今回の勝利は私が在籍したサイクロンズ史上最大の価値ある勝利だと思ってます。
しかしその価値は来年の今頃に更に感じれることが出来ることが大切であると思います。

西主将の言葉にもあったようにこれを「通過点」とすべく、更に精進いたします。
来期も変わらぬご声援の程、よろしくお願いいたします。
今期のご声援、誠にありがとうございました。

 
とうとう年初よりの最終目標である2009年入替戦に駒を進める事ができました。

相手は、2年前の入替戦にて苦敗を喫したアサヒプリテックとの戦いとなりました。
前半思わぬピンチを迎えましたが、ベンチの誰もが取られる気はしなかったと思います。
そのくらい今日のディフェンス陣は頼もしく感じられました。
彼らのキープレーであるオプションを万全に対策し、パスをどんどん狙っていくゲームプランはぼぼ完璧にこなせたと思います。
しかしながら、我々はスタートラインに戻ったのみで、来年のXリーグのチームとの戦いが本当のスタートになります。

最後に、1年間応援いただきました、スポンサー殿及びファンの皆さま、さらには選手スタッフ家族の皆さまに厚く御礼申し上げます、ありがとうございました。
そして、2009年のサイクロンズディフェンスメンバーは最強でした。

谷川監督
 
試合前の個人的な目論見は、秋季リーグ戦の戦い方ができれば 勝率は7割。
タッチダウンを先制された場合は逆転する。

最初のピンチを切り抜けることができたのが一番大きいと考えている。

Xとの大きな違いは、試合球が新品であること、ボールを扱う選手の中でもキッカー・パンターへの影響は練習環境を考え合わせると非常に大きい。

ゲーム展開として最初にタッチダウンを取り、後でフィールドゴールという流れがキッカーに対するプレッシャー低減に役立つ。

前半最後の攻撃で、失敗してもいいからフィールドゴールを狙いたかったがかなわなかった。

後半は、ポジショニングで有利に戦え、きちんとフィールドゴールを決めてくれた。
こればできれば7割の勝率。

今季有利に試合を進めてこれたのは、攻守蹴の「蹴」が他チームとの大きな差のひとつであったことを考えると、通常の攻守の練習に加えそこにも集中して練習を組みまた実施してきたスタッフ・選手の努力が大きな収穫をもたらした。

ただし、来年は全てをランクアップしていかねばならない。
練習環境含め手を打っていきたい。

応援していただきましてまことにありがとうございました。
来期もご期待に沿うべく努力していきますので、よろしくお願いいたします

●ゲームレポート
 
直前まで降っていた雨も止み薄日が差し込みはじめた中、サイクロンズにとって2年ぶりとなる入替戦、VSアサヒプリテックゴールデンファイターズが長居球技場で行われた。
2年前、王子スタジアムで苦杯を舐めさせられX2降格となった因縁の相手。
ゲーム前の控室、RB#7加藤の力強い言葉に後押しされ、選手・スタッフ・チア、誰もが過去ではなくただ前を向いて控室を出て行った。

サイクロンズのキックでゲーム開始。
今シーズン初めてのディフェンスからのスタート。
ファーストプレーでいきなりフェイクパスから入った相手オフェンスに対し、電光石火のブリッツを見舞ったのはLB#56服部。
大きくロスさせ、相手の攻撃を3回で封じ込め、幸先のよいスタートとなった。
替わって登場したオフェンスだったが、あと1ヤードを残して4thダウン。
ここで、入替戦の悪魔が舞い降りた。
パントのスナップボールはP#83馬淵の頭上を越え、自陣深くへ転がる。
馬淵が何とか押さえたものの、自陣8ヤードからのディフェンスとなる。
絶対絶命の危機、一気にボルテージの上がる相手サイドライン。
しかし、ここで今シーズン被タッチダウン0のディフェンスチームが、悪魔を一刀両断にする。
相手オフェンスのランプレー、パスプレーをことごとく止め、4thダウン。
先制点を狙いにきた相手フィールドゴールに襲い掛かりチップさせ、失敗に終わらせる。
この瞬間にチームは息を吹き返し、フィールドにいた誰もが今年のサイクロンズの勝利を疑わなかった。

自陣20ヤードから仕切りなおしのオフェンス。
QB#19木川田のランプレーで敵陣に侵入すると、QBスクランブルからフレッシュを更新し、RB#20加納のブラストプレーで一気に敵陣7ヤードまでボールを進める。
ここで2度のパスプレーが失敗し、エンドゾーンにボールを持っていくことができずに第1Qが終了する。
第2Q開始の最初のプレー、オフェンスが選択したのは得意のランプレーではなく、そこまで2度の失敗をしたパスプレーだった。
QB#19木川田の手から放たれたパスは、勝利への放物線を描き長身WR#18棚橋の手に収まりタッチダウン。(PAT成功、7-0)
待望の先取点を手に入れた。

サイクロンズのキックでゲーム再開。
その後は、ディフェンス陣の活躍が続く。
DB#21古田のインターセプト・パスカット、LB#5金高のナイスタックル、そしてアウトオブバウンズとなったもののDB#24加藤の幻のインターセプト、さらに結果として反則となってしまったがDB#41児玉の串刺しタックル。
前半残り2分となって、パス攻撃に切り替えた相手に対してもパスカバーを緩めず、ギャンブルプレーも失敗させ、前半はDB#21古田のインターセプトで締めくくった。

アサヒプリテックのキックで後半開始。
第3Qはお互いのディフェンスが健闘し拮抗した状態が続いたまま終わり、最終第4Qに突入する。
P#83馬淵の好パントにより敵陣10ヤードからとなったディフェンスは、頼れる主将DL#93西が相手QBのフェイクパスを読みきりQBサック。
敵陣3ヤードに押し込むとともに、相手エースQBをフィールドから立ち去らせた。
敵陣38ヤードでボールを受け取ったオフェンスは、RB#33森川のクロスプレー、そしてQB#19木川田のスクランブルで敵陣12ヤードまで進むと、相手ディフェンスの渾身のプレーに進路を阻まれるも最後はK#12毛利がフィールドゴールを確実に決め、勝利をぐっと手元に引き寄せる追加点を得た。(10-0)

サイクロンズのキックでゲーム再開。
その後は、相手オフェンスのパスをDB#21古田がこの日3本目のインターセプト、そして最後はDB#41児玉が有終の美を飾るインターセプトで閉め、勝利のボールをオフェンスに託す。
そのボールを受けたオフェンスは、QB#19木川田が確実にニーダウン。
カウントダウンの声が進み、歓喜のゲームオーバーとなった。

ついに山の頂上にたどり着いたサイクロンズ。
この1年間、いや2年間という時間はとても長く険しい道のりであった。
この勝利に、応援してくださった皆さんとともに歓喜したい。
だが、その頂上から見えた世界はさらに峻険な頂だった。

ゲーム終了後のハドルで、西主将から「これは通過点に過ぎない」という言葉がチームに投げかけられた。
そう、ここは「通過点」に過ぎない。
2010サイクロンズはここからスタートしたのである。
ただ前を向いて進んでいく。

(Reported by 事務局 滝田)

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